フェンシング用具完全ガイド 2026年版
フェンシングを始めるにあたり、必要な用具とその選び方をまとめた完全ガイドです。 種目(フルーレ・エペ・サーブル)別、対象(ジュニア・大人・選手)別、そして初心者用からFIE公認レベルまで、 初期費用の目安と代表的なメーカー・購入のタイミングまで網羅しています。
1. フェンシングで必要な用具一覧
| 用具 | 役割 | 価格帯(税込目安) | FIE公認品 |
|---|---|---|---|
| マスク(面) | 顔面・頭部を保護 | ¥8,000〜¥40,000 | ¥25,000〜 |
| ジャケット | 胴体の保護・刺突吸収 | ¥10,000〜¥30,000 | ¥20,000〜 |
| メタリックジャケット | 電気審判用(フルーレ/サーブル) | ¥15,000〜¥40,000 | ¥25,000〜 |
| プラストロン(下衣) | ジャケット下の補強 | ¥5,000〜¥15,000 | ¥10,000〜 |
| ニッカーズ(下衣パンツ) | 腿までの保護 | ¥8,000〜¥20,000 | ¥15,000〜 |
| ソックス | 膝下までカバー | ¥1,500〜¥3,000 | - |
| シューズ | 専用靴(前後動作に最適化) | ¥10,000〜¥30,000 | - |
| グローブ | 利き手の保護 | ¥3,000〜¥8,000 | - |
| 剣(フルーレ・エペ・サーブル) | 競技の中核用具 | ¥8,000〜¥25,000(電気剣) | ¥18,000〜 |
| ボディワイヤー | 剣と電気審判機を接続 | ¥3,000〜¥6,000 | - |
| 胸パッド(女性用) | 胸部保護プレート | ¥3,000〜¥6,000 | - |
2. 種目別・必須用具の違い
フルーレ(Foil)
- マスク(フルーレ用・電気接続付き)
- メタリックジャケット(胴体のみ、電気導通)
- 電気剣(突き先押し込みでセンサー作動)
- ランセ(マスク〜ラメジャケットの接続コード)
エペ(Épée)
- マスク(エペ用・電気接続不要)
- ジャケット(通常の刺突保護のみ、メタリック不要)
- 電気剣(突き先押し込みでセンサー作動)
- ※全身が有効面のため、ランセ不要
サーブル(Sabre)
- マスク(サーブル用・電気導通全面)
- メタリックジャケット(上半身+腕まで導通)
- メタリックグローブ(一部試合で必須)
- 電気剣(切っ先+刃全体が導通)
3. レベル別・購入の目安
入門〜6ヶ月目(レンタル推奨)
この段階では、用具を買わずにクラブのレンタル品で十分です。 フェンシングが自分・お子様に合うかを判断する期間。 リッツフェンシングアカデミーではレンタル料金は発生しません。
6ヶ月〜1年目(初期セット購入)
継続の意志が固まったら、まずは初心者向け一式(非FIEでOK)を揃えます。
- マスク(練習用 ¥8,000〜¥15,000)
- ジャケット(練習用 ¥10,000〜¥20,000)
- 剣(練習用プラクティス剣 ¥8,000〜¥12,000)
- グローブ・シューズ・ソックス
初期セット目安: ¥40,000〜¥60,000
1年目以降(大会志向)
公式戦に出場する段階では、FIE公認装備が必要になります。
- FIE公認マスク(¥25,000〜¥35,000)
- FIE公認ジャケット(¥20,000〜¥30,000)
- メタリックジャケット(種目による)
- 電気剣×2〜3本(スペア用)
- ボディワイヤー×2〜3本(スペア用)
本格セット目安: ¥80,000〜¥150,000
4. 代表的なメーカー・ブランド
海外メーカー(高品質・FIE公認多数)
- Leon Paul(イギリス) — 世界トップクラスのブランド、ナショナルチーム採用多数
- Allstar / Uhlmann(ドイツ) — 耐久性・仕上げ精度が高い
- Negrini(イタリア) — ヨーロッパでシェアが高い
- BlueGauntlet(アメリカ) — 米国市場の主力
- PBT(ハンガリー) — 実用性と価格のバランスが良い
国内ブランド・販売店
- ミズノ(Mizuno) — 国内唯一の大手メーカー、ナショナルチーム公式
- ヌアン — 国内大手の輸入販売店、サポート充実
- フェンシングショップ.com — オンライン購入の中核
5. 用具購入時の注意点
- 必ずクラブコーチに相談する — 初心者は自分に合うレベル・サイズの判断が難しい
- サイズ感は試着が必須 — オンラインだけで決めると失敗しやすい
- FIE公認かどうかを必ず確認(大会出場の場合)
- 中古流通・クラブ譲渡の活用 — 特に子供は成長で買い替えが多いため中古が合理的
- 保管 — 湿気・錆対策として、剣は使用後乾拭き。マスクは汗を拭き取って乾燥保管
6. リッツでの用具相談・購入サポート
リッツフェンシングアカデミーでは、生徒さんの用具購入に対して以下のサポートを行っています。
- 購入タイミングの相談(「今はまだ早い」「そろそろ買うべき」の見極め)
- サイズ合わせ・試着の立ち会い
- 信頼できる販売店の紹介
- 中古用具のマッチング(卒業生からの譲渡案内)
- メンテナンス方法の指導
フェンシング用具に関するFAQ
入会時に必要な用具は?
初心者は**レンタル用具(マスク・ジャケット・剣・グローブ)**で問題ありません。リッツフェンシングアカデミーでは、体験・入会後の通常レッスンともに用具レンタルは完全無料です。自分の用具を揃えるのは、大会出場や自主練を始める段階から検討するのが一般的です。
用具一式を揃えるのにどのくらいの費用がかかりますか?
初心者向け一式(マスク・剣・ジャケット・グローブ・プラストロン・シューズ)で約**¥40,000〜¥60,000**、競技用の電気装備を含む本格一式で**¥80,000〜¥150,000**が目安です。種目・選手レベル・ブランドにより変動します。
電気審判用の装備は必要ですか?
公式戦に出場する場合は必須です。メタリックジャケット(フルーレ・サーブル)、電気剣、ボディワイヤー、リール、電気審判機が必要になります。クラブ内練習のみであれば不要な場合が多いです。
成長期の子供の用具はどうすべきですか?
小学生〜中学生は成長が早いため、マスク・ジャケットは1〜2年で買い替えが発生しやすいです。剣は中学生以降サイズが固定されるため、早めに自分用を揃えるメリットがあります。中古流通やクラブからの譲渡も活用できます。
オンラインで購入できますか?
国内大手(Mizuno直販・ヌアン・フェンシングショップ等)、海外ショップ(Leon Paul・Allstar・Negrini・BlueGauntlet等)からオンライン購入可能です。ただしサイズ感は試着を強く推奨するため、初購入はクラブ経由または実店舗での購入が安全です。
マスクのサイズはどう選びますか?
ほとんどのマスクはXXS/XS/S/M/L/XLの6サイズ展開です。試着で頭部にしっかりフィットし、下顎部分が喉に当たらないサイズを選びます。横方向に動いて外れない・前後に動いて鼻を打たないのが適切なフィット感の目安です。
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